Re:VIEW のカタログファイル catalog.yml について説明します。
このドキュメントは、Re:VIEW 2.0 に基づいています。
カタログファイルは、Re:VIEW フォーマットで記述された各ファイルを1冊の本(たとえば PDF や EPUB)にまとめる際に、どのようにそれらのファイルを構造化するかを指定するファイルです。現在はカタログファイルと言えば catalog.yml のことを指します。
catalog.yml 内で、PREDEF
(前付け)、CHAPS
(本編)、APPENDIX
(付録、連番あり)、POSTDEF
(後付け、連番なし)を記述します。CHAPS のみ必須です。
PREDEF:
- intro.re
CHAPS:
- ch01.re
- ch02.re
APPENDIX:
- appendix.re
POSTDEF:
- postscript.re
本編に対して、「部」構成を加えたい場合、CHAPS
を段階的にして記述します。部の指定については、タイトル名でもファイル名でもどちらでも使えます。
CHAPS:
- ch01.re
- 第1部:
- ch02.re
- ch03.re
- pt02.re:
- ch04.re
1.2 以前の Re:VIEW ではカタログファイルとして PREDEF, CHAPS, POSTDEF, PART という独立した4つのファイルを使用していました。古いカタログファイルを変換するツールとして、review-catalog-converter
を提供しています。
このコマンドにドキュメントのパスを指定して実行後、生成された catalog.yml の内容が正しいか確認してください。